パーキンソン病の夫と暮らす平凡な日々

パーキンソン病になった夫の介護の様子や日々の出来事など、気ままに発信していきます。

薬の減量には勇気が必要か

先月の神経内科の定期受診のときに、
夫が突然の睡魔が現れることが困っていますと言ったら、


「少し薬を調整してみましょうか。
今飲んでるパーキンソンの薬の中で減量が考えられるのは、ビ・シフロールです。
今の状態からすると午前中に飲んでいる量を少し減らしても、
うまくいくと思いますが…」
と先生が言われました。



今まで長い間飲んでいる薬です。
夫の頭の中には、
「動かなくなったらビ・シフロールとマドパー」
これがしっかり定着しているようです。
夫は、
「そうですねー、考えてみます」
と言っていました。


でも、今月の受診のときは、ちょっと違いました。


診察が終わり、診察室を出ようと椅子から立ち上がったとき、
「ビ・シフロールを減らすとしたら、それに代わるものは何かありますか」
と、唐突に先生に尋ねました。


「減らしていって動きがわるくなったら、
エルドパを半錠追加して、様子をみたらいいですよ」


「ああー、それなら安心しました。
薬の減量をするには勇気がいるんです」


夫はとてもホッとした表情をしました。


先月から、減量しようと思いながらも、積極的にできなかったのは、
不安がいっぱいだったんでしょう。


今はビ・シフロール0.5mgを一日に4.5錠から4錠に減らしています。
今のところ、その影響で動きが悪くなった様子はありません。
「3錠にしても、今の状態をキープできると思います」
という先生のことばで、減量を頑張ってみようと思ったに違いありません。


勇気が出たんですね。
3錠を目指すそうです。